ゴボウはもともと発芽しにくく、発芽まで日数を必要としますので、タネまき前に一晩流水に浸けておき、充分に吸水させると効果的です。また発芽するまでは、畑の土を乾燥させ過ぎないよう注意しましょう。

通常ゴボウは一本の根（直根）が地中に向かって伸び肥大しますが、何らかの原因でその直根の先端が途中で止まり、壊死してしまった場合に、枝分かれし岐根になってしまいます。その原因としては、根が下に伸びる場所に固い土のかたまりがあり、耕土が浅かった、生育途中に長い間過湿であったなど土壌条件による場合や、肥料に当たって焼けてしまった場合などが考えられます。土壌を深くまで良く耕し、施肥の時期や条件を見直すと良いでしょう。また、ネコブセンチュウによる被害によっても岐根をおこしますので、その場合は緑肥を輪作し、センチュウ密度を下げる必要があります。

土壌中の病原菌の感染によるものだと考えられます。病原菌は連作すると増加します。３年以上他の作物を作ることをお勧めします。

若い葉は美味しく食べることができます。根と同様アクが強いのでアク抜きが必要です。また葉ごぼう専用の品種も取り扱っておりますのでご利用ください