ビンカ
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植物の特徴
夏の暑さと強い陽射しの元でも毎日新しい花を次々と咲かせてくれる丈夫な植物です。乾燥にも強いですが逆に過湿に弱く、また直根性で根をいじられるのを嫌いますから注意が必要です。
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花壇の準備
乾燥にはよく耐えますが、過湿を嫌い、根腐れを起すこともあります。日当たりと水はけの良い場所を選びます。花壇には苦土石灰と腐葉土、少量の有機質肥料を施してよく耕しておきます。
タネまき
ポットに市販の育苗用培土を詰め、ジョウロなどでしっかりと水を湿らせてから約5mmの深さにまき穴をあけます。ピンセットなどを使って1カ所に4~5粒ずつタネをまきます。
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その後バーミキュライトなどで、タネが隠れる程度にうすく覆土します。発芽まで乾かさないように管理します。
間引き・苗作り
発芽適温が20~25℃ですので、なるべく暖かくしておきます。発芽後本葉2~3枚の頃までに、1カ所1株に間引きします。
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植え付け
本葉数枚で植付けます。直根性で、根をいじられるのを嫌いますので、ポットから抜いたらそのまま植え付けます。株間は20cm程度が適当です。
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日常管理
過湿にならないように水をやります。適当な大きさの株になったら芯を摘みます。わき芽が出てバランスの良い草姿になります。アブラムシがつきやすいので定期的に防除します。
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花が終わった後の花がらは病気の原因にもなりますので早目に処分します。茎が伸びてきたら切り戻して新芽を出させます。
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