

●特性
根が地上に伸び上がらず吸い込み性が強いので、寒さで根が傷まない越冬性に優れる冬~春どり品種です。寒さに耐えることで熟成され、あまみが増します。タネまきから120日前後で、16cm位のニンジンが収穫でき、その後地中で越冬保存できます。
●発芽適温
15~25℃
●生育適温
15~25℃

●栽培方法
畑には1㎡当たり、堆肥2kg、苦土石灰100g、化成肥料100gを施し、良く耕してうねは水がたまらぬように平らにします。約1cmの深さにタネをすじまきし、薄く土をかけ手のひらで軽く鎮圧します。ニンジンは発芽に光が必要な好光性種子ですので、タネまき後の土かけは薄くします。生育に応じて間引きを行い、本葉5枚頃に10cmの株間に揃えます。最後の間引きの時に1㎡当たり30gの化成肥料を施し、風で苗が振り回されないように軽く土寄せします。発芽まで10日位かかりますから、その間は乾燥しないよう注意します。間引き後の株間を一定にすることと、初期の雑草防止が栽培のポイントです。