

●特性
耐寒性が充分備わっているので、霜の降りる地域でも安心して作ることができる超極早生品種。とう立ちや分球が少なく、200~250gのやわらかくみずみずしい新玉ねぎが収穫できます。また肥大前に葉ごと一緒に食べる葉玉ねぎとしても利用できます。
●発芽適温
15~25℃
●生育適温
15~25℃

●栽培方法
タネまきの時期が重要です。極端な早まきや、越冬時の肥切れはとう立ちの危険性がありますので注意して下さい。タネまき後は発芽まで乾燥させないように管理します。タネをまいてから約60日後、太さ6~7mmの苗を畑に植えつけます(植えつけ適期の苗は、割りばし程度の太さが目安です)。
植えつける畑には1㎡当たりたい肥2.5kg、苦土石灰100g、化成肥料60gを施しておきます。植えつけは条間15cm、株間15cmが適当です。12月と翌年2月頃に化成肥料を1㎡当たり25gずつ追肥します。追肥は降雨前を見計らって行うと効果的です。肥大前の葉玉ねぎから順次収穫して楽しめます。最終的には全体の約8割の株が倒れた頃に収穫します。