スプラウト

 

  • 文字サイズ

①作物特性

畑がなくても栽培できるのがスプラウト。栄養がある上、場所だけでなく季節や天候も選ばないので一年中取り組めます。特に異常気象で野菜が高騰することがここ数年続いていることもあり、積極的に利用しようと人気が出ています。水管理がポイントで、水のやり過ぎはカビや腐敗の原因になりますし、逆に水が切れるたちどころに枯れます。また発芽後、暗黒状態に置く期間が長すぎると伸び過ぎますから気を付けましょう。

②タネまき

お皿やトレーなど身近にあるものを利用します。うすいスポンジやキッチンペーパーなどを容器の底に敷き、水を含ませます。水はタネをまいたときにタネが浮くことのない程度に含ませます。

この上にタネをまんべんなく敷き詰めるようにまきます。重なったところは割り箸などを使って広げます。

③管理作業

お皿やトレーなどの容器を暗黒状態に置きます。そのまま段ボール箱に入れてふたをしても良いでしょうし、アルミ箔で覆うのも良いでしょう。

数日で発芽してきます。芽が少し伸びた段階で明るい所に出して光に当てます。場所は太陽の陽射しが直接当るようなところではなく、室内の自然な光で充分育ちます。

朝と晩に2回、霧吹きで水をやります。水をやり過ぎるとカビが生えたり、底に溜まった水が腐敗する原因になりますから気を付けます。

④収穫

双葉が開いて緑色に変わったら収穫できます。ハサミで切り取り収穫します