キンセンカ
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植物の特徴
冷涼地では早春にタネをまきますが、一般的には秋まきで、春先から初夏にかけて楽しませてくれます。栽培は容易で、摘心すれば花数も増え、長く楽しめます。どの月の初めにもよく咲いていることからカレンダーの語源にちなんでカレンデュラと呼ばれています。
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キンセンカはポットマリーゴールドとも呼ばれ、ハーブとしても人気があります。家庭菜園で自分で育てた花を使って、オーガニックカレンジュラハーバルオイルを作ってみてはいかがでしょう。
花壇の準備
土質は選びませんが、酸性土壌では育ちが悪く、弱アルカリ性の土壌を好みますので苦土石灰を必ず施します。充分な日当たりのある場所を選びます。
タネまき
ポットなどに市販の培養土を詰め、ジョウロなどでしっかりと水を湿らせてから5mmの深さにまき穴をあけ、1カ所に3〜4粒ずつタネをまきます。
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まき終わったらバーミキュライトなどを使ってタネが隠れるくらいうすく覆土し、発芽まで乾燥させないように管理します。
間引き・苗作り
発芽適温は20℃前後で、条件が良ければタネまき後5日ほどで発芽します。
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本葉2~3枚の頃に1カ所1本に間引きします。
植え付け
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本葉が5~6枚の頃に植え付けます。
株間は20cm程度が適当です。
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日常管理
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冬に霜が降りる場所では霜よけをします。
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黒芯きんせんかの開花始めの様子。
切り戻せばよく分枝します。うどんこ病や菌核病が発生しやすいので花がらはこまめに摘み、害虫はアブラムシが発生しやすいので定期的に防除します。
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