ニンジンの病気・害虫・生理障害 小 大 文字サイズ 黒葉枯病 病気 【黒葉枯病】 葉や葉軸に黒褐色に小さな斑点が生じて、その後葉が巻き上り枯れる病気。葉が枯れると根の肥大も劣るので注意が必要です。初秋に雨が続く年に発生しやすく、また肥料切れした株が被害によくあいます。 センチュウ類 害虫 【センチュウ類】 土中に潜むセンチュウが原因で、多くの野菜の根に寄生して大小のコブを作ります。被害株を畑から持ち出し処分しても、土の中にセンチュウは残ります。被害が甚大な場合には土壌消毒やネコブセンチュウを減らす緑肥を栽培するといった対策が必要となります。 キアゲハ 害虫 【キアゲハ】 大きく成長した幼虫は葉の軸だけを残して食べつくす位の害虫。5~10月まで絶えず発生するので、定期的に防除する必要があります。 ウワバ類 害虫 【ウワバ類】 ガの幼虫でニンジンの葉を食害します。5月頃からわずかに発生し、9~11月にかけて多発することがあります。発生初期は葉先が枯れたように見える、多数の幼虫が確認できます。その後成長に伴い被害が拡大します。わずかでも食害が見られたら探し出して駆除します。