レモンバーム

 

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作物特性

シソ科の多年生植物。暑さにも寒さにもよく耐え、半日陰でよく育つ丈夫な植物です。蜜を豊富に含むことから養蜂に利用されてきた歴史があり、属名のMelissaはギリシャ語のミツバチを意味します。日本ではコウスイハッカ、セイヨウヤマハッカとも呼ばれます。心を落ち着かせる鎮静効果があり、アロマセラピーでは不眠や不安感に用いられています。爽やかなレモンに似た香りでハーブティーに最適です。

繁殖力が旺盛な多年草です。一度植えると、地上部は枯れても地下部が生きており、何年間も残ります。植える場所は慎重に選ぶ必要があります。

畑の準備

あまり強い陽ざしがあると葉焼けを起こしますので半日陰が適当であまり乾燥しすぎない場所が適します。酸性土壌を嫌うので苦土石灰を1㎡当たり100g、腐葉土1kg、少量の有機質肥料を施して良く耕しておきます。

タネまき・育苗

タネが細かいのでポットにまいて育てるとよいでしょう。1カ所に数粒ずつタネをまき、上からうすく土はかけます。

水やりはタネが流されないように細かくシャワー状にしてやるか、下から吸水させるなど、注意が必要です。発芽まで約2週間かかります。

芽が出てきたらピンセットやハサミなどを使って間引きます。

本葉が3~6枚になれば植えつけ適期です。

セルトレーにタネをまいた場合、直径9cm位のポット移植して苗を育てます。

植えつけ

根が十分に張って本葉3~5枚の頃に株間20cm位に植え付けます。

管理・収穫

プランターや鉢でも十分育てられます。植えつけ後はしっかり水をやります。その後も土は若干湿っているような状態で管理し、乾きすぎないように注意します。

草丈が20cm以上になったら、次々と出る若い葉を摘み取って利用します。夏にかけて花が咲きますが、葉が硬くなって香りも落ちるので蕾が見えてきたら株元を残して刈り取り、脇から新しい芽を出させるようにします。

時々肥料を施します。栽培条件によっては50cm以上に成長します。倒れないように支柱を立ててひもで囲んでおくとよいでしょう。