カモミール

 

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作物特性

カモミールはキク科の植物で、1m位の高さになり、中心部が黄色で白い花弁を持つ可憐な花を咲かせます。カモミールにはジャーマンカモミール(Matricaria recutita)とローマンカモミール(Chamaemelum nobile)の2種類がありますが、トーホクで扱っているのはジャーマンカモミールで、花が咲いた後枯れてしまう一年草のタイプです。

大変育てやすい植物ですが、比較的暑さに弱く、特に肥料分が多いと混み合ったところは蒸れて枯れてしまうので注意は必要です。リンゴに似た甘い香りはふさぎ気味の気分を軽くし、また気持ち落ち着かせるリラックス効果があり、カモミールティーやカモミールバスは日常のストレス軽減に、また不眠に悩む人にも好まれています。

畑の準備

水はけがよく、極端に乾燥しない日の当たる場所を選びます。酸性土壌を嫌うので苦土石灰を1㎡当たり100g、そのほかに腐葉土1kgを施し良く耕しておきます。肥料分は特に必要ありませんが、初めて植えつける場所なら少量の有機質肥料を施しておくとよいでしょう。ただし肥料をやりすぎると葉ばかり茂って花付きが劣るので気を付けましょう。プランターや鉢植えでも十分楽しめます。

タネまき・育苗

タネが細かいのでポットにまいて育てるとよいでしょう。1カ所に数粒ずつタネをまき、上からうすく土はかけます。

タネが流されないように丁寧に水をやります。発芽まで7~10日かかります。

芽が出てきたらピンセットやハサミなどを使って1ケ所1株に間引きます。

育苗中に肥料が切れてくるようなら、うすい液体肥料をやると良いでしょう。

セルトレーにタネをまいた場合、そのまま植えつけても良いですが、直径9cm位のポット移植して苗を育てます。

植えつけ

根が十分に張って苗が5cm位になったら植えつけます。畑に植えつける場合、株間15~20cm位に植え付けます。

プランターなどでも手軽に育てることができます。

管理・収穫

条件によっては50cm位に成長しますので、支柱を立ててひもをめぐらして倒れないようにします。肥料を与えすぎると葉ばかり茂って花付きが悪くなります。追肥は株の様子をみて判断します。

アブラムシが着きやすいです。肥料分を少なくすることで混みあわないようにし、また発見したら駆除します。花の中心の黄色い部分が丸く盛り上がって花弁が反り返った頃摘み取ります。

利用

花を摘んで乾燥させカモミールティーを楽しみます。新鮮な花を使っても良いです。